このページの最終更新:2005/3/22


HONDA Cabina 50cc 屋根つきスクーター (page-1)

軽トラに載せて運んできました。
▲ガレージに搬送したキャビーナ50 (2005/3/21)

1.つい手を出してしまいました。(2005/3/21)

ネットオークションは悪魔の巣窟と言うか(単に自分がアリジゴクにはまっただけともいいますが)、時々、色んなものが現れては、僕のピュアな心を(…そこ!笑うな!)わしづかみにしていきます。「ちょっと気になるバイク達」のページにはそんな私の苦悩というか葛藤と言うか(煩悩と物欲の顕現と言うか)、そういうものが表現されています。

…で、とうとう手を出してしまいました。対象はホンダキャビーナ50、そう、雨でも濡れない屋根つきスクーターです。

このキャビーナは 50cc と 90cc の2タイプあるんですが、定価も高く(既に絶版)、中古相場も結構する (10万以上?) し、何より九州にはモノが無くてめったにお目にかかれない車種です…ジャイロキャノピーだったらいくらでも目にしますけどね…。マジェスティ125 のルーフィングカウルの存在を知ってから、この屋根つきスクーターはずっと気になっていたのですが、雨の日に駅まで通勤する用途しかないし置く場所ないし、高い金を出すほどでは無いと思っていたんです。ジャイロのような3輪はあまり格好いいとは言えないですし。

確かに、フロントが進行方向右側に曲がっている…ところが、私が契約しているガレージの隣(壁は無いので続いている)が空いて、倉庫代わりに、更に隣の契約者さんと折半で半分ずつ借りれる話になって、バイクの置き場が確保できちゃいました。とりあえずそこは、ラクーンをバラすためのスペースにしていたんですが…、ある日、某ネットオークションに、福沢諭吉さん4人が希望落札額と言う格安のキャビーナ50が、近県から出品されてしまったんです。え〜、そんな値段であるんだったら欲しい!、コマジェとラクーンをガレージに置いてコレを自宅に置き、雨の日はコレで駅まで通勤したい!(晴れの日は自転車)。

でも、世の中、安いものにはそれなりの理由があるものです。このキャビーナが安かった理由…、それは、ネットオークションの商品説明にあったこんな文章でした(一部変更)。

(前略)
…メーター表示XXXXXkm、エンジンは好調です。ブレーキや電装に不具合はありません。外観は…
(中略)
…この車両にはひとつ
難点があります。画像を見るとわかると思うんですが、フロントフォークが微妙に片側に寄ってるのが見えますか?。多分、フレームが首を振ってるんだと思います。ちょっと広場を走り回った程度では、ハンドルをとられるとかの違和感は無かったんですが…。そんな訳で、部品取りのジャンク扱いで、格安で出します。…
(以下略)

フロントが(微妙とは言え)曲がっている?事故車なのかも知れません。中古相場の高いキャビーナのことですから、フロントフォークに問題があるだけなら、フォークごと中古パーツに組み替えればいいはずだし、キャビーナ50/90はブロード50/90と下回りは同一だし、基本はリードやジョーカーと同じ設計なのでパーツの入手にも困らないはずです。と言うことは、文章にあるように、フロントステムを支えるフレームが曲がっているのかも知れません。

そういうバイクにシロウトが手を出すのはどうかとは思うのですが、長距離を走るツーリングバイクが欲しい訳ではなく、使うとすればたぶん、自宅から駅までの約 3km の道(ほとんどが裏道) を、さほど早くないスピードで走るだけです。雨の日だからそもそも飛ばしませんし。また、前述の通り、キャビーナはラクーンよりも10年は新しく、同系車種が多くてパーツの入手もさほど苦労せずに済みそうですから、いざとなればキャビーナやブロードのフレームだけ入手して組み変えるって手も取れるでしょう。あるいは、屋根なしのブロードを探してきて屋根だけ移植するってのも考えられます。それが4福沢円なら、パーツ取りと考えても悪くありません。※最近、バイクメンテナンス雑誌を読むようになって、変な自信がついてます。困りましたね。

できれば 50 ではなく 90 にすべきなのでしょう。でも、前後ドラムブレーキなのに車重 100kg の重量級、しかもフレームに問題あり?で、使用目的は雨天時の短距離裏道通勤用、となれば、そもそもスピードを出す必要がないし、出すべきではありません。また、50cc なら二輪の免許が無くても乗れるので、いざと言う時に同居の家族に使ってもらうこともできますしね。90cc だと二輪免許持ってる自分しか乗れませんから…。でも、私みたいな巨漢が乗って坂を登るかと言う問題はありそうですけど。

まあ、とにかく実車確認です。出品者の方と連絡を取って現地に出向き、現物を確認させていただくことにしました。OKならすぐ持ち帰れるよう、トラックを借りて行きました (もう買う気満々だし…)。

2.実車確認と購入、運搬 (2005/3/21)

レンタカーの軽トラにバイクを載せるためのスロープレンタカーの軽トラで高速を2時間弱飛ばして、現地でキャビーナを拝見させていただきました。思った以上に面白そう…あ、いやいや、思ったほどには状態は悪くなく、このまま登録して十分走らせることができそうでした。早速トラックに積んで持ち帰りです。

単車を載せるためのスロープですが、今回はこんなものを準備して持参しました。台の本体は建設現場で使用するアルミ製の作業板で、全長200cm。指定の支持位置 (両端から10cmの位置2箇所でスパン180cm) で耐荷重 120kg、というものです。裏側にゴムが張ってあって滑りにくくなっています。お値段は近くのホームセンターで \4,170 でした。

高速道路を運搬中のキャビーナ50本格的なバイク用レールの代替品にはなりませんが、原付程度の軽いバイクならこれでも問題ないでしょう。一応、バイクメンテナンス用の折りたたみ台 (アルミ製で高さ 31cm) を中間に置き、荷重を分散させました。

…ただ、荷台側にドンと載せただけでは、スクーターのようなホイールベースが長くて腹の低い奴は、腹を打ってしまいますね。載せるときは何とかそのまま載せましたが、降ろすときは荷台と段差が出ないよう、荷台側は作業イスとジャッキを使って支えました。

運送中の固定方法は、(1) フロントタイヤの前にクッション(空きオイル缶) を置き (2) ラチェットつきロープ2本でバイクの左右後方から、前方向きに引っ張り固定 (3) フロントフォークを左右からロープで引き固定、となっています。ラクーンを運んだ時と違って、スクーターにはフレームの露出部分が少ないため、どう固定したものか悩みどころです。結局、素人の私を見かねて、バイクの積載に慣れていらした先方の方が、しっかり固定して下さいました。感謝です。

ガレージに到着して早速降ろしたキャビーナ50を、まずざっと点検しました。現場でもだいたい確認したのですが、こんな状態でした。

  • マフラーの状態はいいが、一箇所サビが集中しているマフラー表面のサビは酷くないが、一部に集中しているので、早急にサビ落としと再塗装が必要だろう。

  • 外装各部にキズや汚れ、塗装の剥げ(私にとっては気になるほどではない。いずれ修繕するつもり)。

  • キック一発でエンジンがかかった。吹けはイマイチだがちゃんと回る

  • セルでも始動できた。バッテリーはとりあえず交換しなくてもいいかも知れない。

  • 電装系はOK。やや接触不良の感があるが、しばらく操作してなかったためだろう。ランプ類も切れていない。ワイパーも一応動くが、動きがニブいのか、こんなものなのか、オリジナルの状態を知らない私にはよくわからない…。

  • エアクリーナボックスの下部の固定部分が折れていた(そのため、先方が中古のボックスをオマケでくれた)。だが、ボックスが脱落するほどではない。

  • ルーフも歪んでいる。ルーフが正面から見て左側(進行方向右側)が沈んでいる。ルーフを支えるポールが曲がっているらしい。

  • タイヤの空気が全部抜けてた(重かった…)。タイヤの溝は十分あるが、製造年がフロントは 1997年2月、リアが 1999年3月。

  • シートは割と綺麗。ただし一部にほつれが出ているので、内部のクッション材が劣化する前に何とかしなくては。

  • フロントのボックスのみ別キーで、メインキーと給油口キーとシート下ボックスのキーは同一。

  • 真正面から見ると、商品説明にあったとおり、フロントフォークが左側(進行方向右側)に向かって微妙に曲がっている※上に掲載の写真を参照のこと。

  • スクリーンのワイパーキズは、まあ、そこそこ。ポリッシュをかけてみるかな。

フロントの曲がりに加えて、ルーフの歪み…、やはり、転倒事故か何かやってるんでしょうね。外装のキズが目立たないのは、走っての転倒ではなく停止状態でコケた上に何か載ってきて負荷がかかったとか、外装は事故の後に交換したがフレームとルーフは予算不足でそのままだったとか…。フロントの曲がりの影響がどの程度のものなのか早く確認したいところのですが、まだ未登録なので走り回って試すわけにはいきません。早いところ登録してナンバーを付けなくてはいけません。こういう時、お役所が平日しか空いていないってのは恨めしいですね…。

とりあえずタイヤに空気を入れるとステアリング操作は軽くなりました。単に抜けてたのか、それとも空気漏れがあるのか、数日放置して確認してみたいと思います。が、確かに 50cc にしては重量級ですね。こりゃ、エンジンの吹けがイマイチですから、坂を登るのには苦労するかも…。スクリーンのキズは、バイク用のスクリーン補修剤を買ってきたので近日中に試すつもりです。


▲とりあえずガレージに収容。続きはまた来週末?。

2005/3/22(火)メモ

空気を入れて一日経過したタイヤの空気圧を確認しました。フロントは減ってませんでしたがリアは完全に抜けちゃってます。タイヤ表面を清掃した上で再度空気を入れ、耳を当てて漏れ場所を確認すると、左側面側、バルブ近くで音が…。バルブかその付け根かと思い、水やパーツクリーナーを使って確認すると、タイヤとリムの隙間からプクプク泡が!。ここだ。

懇意にしているバイク屋の兄ちゃんに相談すると、単なる長期放置による剥離など、乗れば解決するような問題でも無さそうです。手持ちのタイヤパンドーで応急処置をしようかとも思ったんですが、補修できず交換することになった時に、ホイールやバルブの始末が大変になるのでできれば避けたいもの。溝があるとは言え1997年製で8年経っているし、側面にはヒビもあるのだから、この際だから交換しようと、タイヤを注文することにしました。予算の都合もあるのでとりあえずリアだけ、フロントは一応漏れてなさそうだし、フォーク曲がりの問題が解決するまでは新品にするのは勿体無いですし。

登録が済めば試走してみますが、空気入れは当分常備していないとダメそうですね。それに、空気漏れの状態がこのまま変わらなければ、すぐに空気の抜けるタイヤを履いたまま、バイク屋までの 4km の道を突破しなくてはなりません…不安だ。

続きは、いよいよキャビーナを走らせます!→

おことわり
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