このページの最終更新:2006/12/31


HONDA Cabina 50cc 屋根つきスクーター (page-11)

23.格安サイドバイザー4代目 (2006/9/3実施 12/31記事更新)

キャビ改90の入手に伴い処分予定のキャビ50ですが、処分するのはちょっと延期しています。とりあえずは、キャビーナ250オーナーである東京の「あぼぱぴ@23区」さんの九州ツーリングに合わせ、2006年9月16日に北九州市で開催予定の通称「新門司オフ」に向けて、今までやってきたキャビ向けの工夫をキャビ50に実装して、オフ会場でお披露目することを目論んでいるためです (^ ^;)。

…と言うと聞こえはいいんですが、正直を言うとうちのキャビ50、今まで Web 記事で正直に書いてきた通り、何も知らないフツーの人に譲るには色々と問題が多いんですよね。実用面では何ら問題ないとは言っても、最初はフロントフォーク曲がりって理由で格安出品されていたものですし、リアホイールの固定ナットが固着していて相変わらず外れないし、リアホイールの内側はキズだらけな訳ですから次回のタイヤ交換時はホイル交換込み(中古のホイルは調達済みだけど、古タイヤつき) になる訳ですし… (- -;)。ヤフ●クでも 90cc はそこそこ人気ありますが 50cc はサッパリなようで、費用かけて対策しても回収できない値段では意味無い訳で、それなら青空カバー駐車でも手元に残しておいた方がいい、と…。そういう気分になってきてます。

まあ、それはともかく、せっかく手元にあるのなら実験台にしなきゃ損、と言う訳で… (^ ^;)。100 円ショップで入手した PP板製の格安サイドバイザー2(右舷折り畳み・左舷固定) がやや壊れかけてきたのと、キャビ改90に装着されていたフュージョン用を改造したサイドバイザーの装着方法を見ていて、加工が簡単で見栄えもそれなりな格安サイドバイザーの案を思いついたことから、発泡樹脂板製の初代、形状を工夫した2代目、PP板製の折り畳み式の3代目に続き、4代目の格安サイドバイザーを試作し、キャビ50で試してみることにしました。コンセプトは当然「格安」ですが、今回は、オフラインミーティング等で頒布が可能な「量産」も視野に入れてみました。

さて、長い前置きで恐縮ですが、まずは現物をご覧下さい。

思いついたアイディアと言うのは要するに、純正品のサイドバイザーがカウルの側面にビス止めするスタイルであるためか、Web で見かける記事や自分の発想も、どうも側面固定方式に拘ってしまっているけど、別に、フロアパネルやインナーパネル側にビス止めする方法もアリじゃないか、と言うものです。で、そうやって考えると、無理な裁断加工をしなくても、側面のカーブに自然に添う形のバイザーを、手近な格安素材と簡単な道具で作れそうなことに気づいたんですね。

で、何も考えずにとりあえず試した実験試作1号の失敗 (- -;) を踏まえ、成功したのが次のような裁断案です。

素材は 100 円ショップ大手の「ダイソー」の、700x200mm の半透明 PP 板で、3代目折り畳みバイザーと同じものです。近くの店には半透明のブルーと同ピンクしか在庫が無かったため、選択の余地なくブルーを選びました (^ ^;)。裁断に必要な道具は、平らな机と 50cm 程度の定規、カッターナイフとハサミ、カット部分をマークするための油性ペン、特殊な道具は要りません。

切る前に定規と油性ペンで、素材に切断線を描きます。まずは、短辺 200mm を半分に割って左右2枚に分ける中央の線、次にその中央線の左端から 400mm の場所をマークし、そこから 30mm 離れた点 (左端から 370mm) から、左端の隅に向かって対角線を引きます。この線がバイザー下側の「はみ出し」基準線となるので、そこから 40mm 幅の「取り付けしろ」を裁断図のように出し、不要な部分(オレンジ色)を切り落とします。これでバイザー下側ができました。

次は裁断図の右側、バイザーの上側です。下側とだいたい同じ角度になるように、左端から 430mm の点から基準線を引きます。そしてそこから幅 20mm の「取り付けしろ」を出して、不要な部分を切り落とします。これで基本的な加工が済みましたので、図の上下(バイザーの左右)をカッターで切り離します。

最後に、カドを丸めます。バイザーの台形状の中央部分をハサミで緩やかに切り落として円弧にし、「取り付けしろ」の開始部分は応力集中が起きないよう、ハサミでゆるやかなカーブになるよう切り込み、それ以外のカドはケガ防止のため丸く落とします。

取り付けは 4.2mm径のステンレス製のタップビスで行います(これも 100円ショップ)。バイザーを取り付け位置に配置し、手で支えつつ、3mmφドリルをつけた電動ドリルで取り付け穴を開け、1つ開けたらそのままドライバーでタップビスをネジ込み、次の場所に穴を開け…の繰り返しで固定していきます。上側の方が反り返りがある分だけ固定が大変なので、作業は上から下の順に行いました。また、上側については反り返りの力で素材にかかる負荷が大きいので、抑える力を分散させるため、直径の大きなワッシャを入れてあります。

出来上がったバイザーは、近くで見ると素人の自作品っぽいチープさがアリアリですが、遠目に見るとこれがなかなかいい出来です。機能的にも十分で、風・雨ともに問題なく防いでくれます。また、素材の加工はカッターとハサミで簡単にできますし、1枚105円の素材から左右分の2枚が取れますから、材料費は格安です。これなら、仮にブツけて壊しても、あるいは劣化して割れても、すぐに作り直して対応できます。

「量産」についても、通販するほどは無理としても、オフラインミーティングの時に数組準備して配布する程度なら問題なくできそうです。フトコロもさほど傷みませんし (^ ^;)。

24.収納式日避け流用のリアバイザー (2006/9/3実施 12/31記事更新)

サイドバイザー作成のついでに、リアバイザーも装着してみました。と言っても、本格的なものではなく、100円ショップで見つけた自動車用の収納式日避けが、キャビのリアバイザーとして使えそうなサイズだったので、試しに使ってみただけです (^ ^;)。

この収納式日避けは、巻き取り側の2箇所に、吸盤用の固定部があります。その幅が、キャビのピラーの幅にほど近いんですね。さこで、ピラー上部の屋根の付け根に2箇所、ドリルで穴を開け、太目のタップビスをワッシャを通して半分だけネジこみました。ここに吸盤の固定部を引っ掛けます。樹脂製の固定具にはほどよい弾力があるので、特に接着剤などを使用しなくても、しっかり支持されて動きませんでした。

下側は、同じく100円ショップで調達した細いテンションコードを使って、リアキャリアの格子に緩く引きました。既に装着してあるレジャーボックスと干渉してしまいましたが…、まあ、ボックスの開閉も何とか可能だし、いいか、と (^ ^;)。

こうして、キャビ改90にあらかたの付属品を剥ぎ取られたにも関わらず、エアロバイザー、サイドバイザー、グリップバイザー、リアキャリア、ボックス、そしてリアバイザーまで装備した、立派なキャビになりました。

25.さようならキャビ50 (2006/10/30実施 12/31記事更新)

いろいろと手をかけてきたキャビ50 ですが、さすがに、狭いガレージに屋根付き3台+α状態はキツく、また、手持ち5台の場合の調子を維持するために、ローテーションを組んで乗るのも大変です。ちょうど、会社の同僚が引越しして、通勤に使えるバイクを欲しがっていると言う話があり、四輪免許でも乗れるし悪天候でも大丈夫、と言う私のセールストークに引っかかってくれました (^ ^;) ので、キャビ50はその人の所に行くこととなりました。

とは言え、バイクいじりの好きな人ではないので、最小限、引渡し後にトラブルになりそうな場所は直しておく必要があります。と言っても、問題なのは (1) リアホイールナットが外れないこと (2) リアホイールの内側がキズだらけなこと、の2点だけです。

まずはナット。普通の方法ではハズレそうに無いため、ナットを壊して外すことにします。用意したのは、舐めたり固着したりして外れないナット用の道具、コーケンの「ナットツイスター」です。セットは高いので、ネット通販で必要な 24mm用のみ1個だけ調達しました。これをパイプ状の頑丈なボックスレンチ用のハンドルに装着し、ゴムハンマーと CRE 555 のあわせ技で攻撃し、15 分の格闘後に何とか外すことができました。上の写真のように、外れたナットは周囲がボロボロでもう再利用できませんので、新品のナットを純正部品で調達しておき、交換しました。

次いでホイールですが、現在履いてるタイヤはまだまだ走行可能ですし、装着の際にパンク予防剤を充填してありますから、次のタイヤ交換までは問題なく持ちます。そこで、交換のためにヤフ○クで中古のホイール(古タイヤつき)を調達したものを、譲渡先にそのまま渡し、次のタイヤ交換時にホイルごと交換してもらうことで解決しました。

こうして「使えるバイク」となったキャビ50は、10月30日、無事に同僚に引き取られ、うちのガレージを出発していきました。2005年3月に我が家に来て、私を屋根つきバイクの「魔力」の虜にしてしまったキャビ50、さようなら、元気で暮らせよ。

続きは新参のキャビ改90で楽しむこととします。


今後も随時更新していきます。

おことわり
当ページは CSS 対応型式に逐次更新を行っている最中です。ページの体裁が一部、 古いままの記事が残っている箇所がございますので、ご了承願います。

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