このページの最終更新:2005/3/25


HONDA Cabina 50cc 屋根つきスクーター (page-2)


▲登録が終わり走れるようになったキャビーナ50 (2005/3/24)

3.リアホイールに問題あり。(2005/3/24)

3/24(木)は平日でしたが、午前中に通院、午後も所用があり、とても博多の仕事先に行くのは無理なため、結局1日休みを取りました。荒天のため移動は軽のワゴンR。で、時間を見て午前中に区役所に行き登録を済ませ、次に行きつけのバイク屋さんに行って自賠責に加入、とりあえず2年です。…と、一昨日に注文しておいたリアタイヤが届いたとのことなので予定を変更、試走を兼ねてバイク屋までキャビーナを走らせることにしました。天気はやや荒れ模様の雨。せっかくなのでスクリーンに撥水剤のガラコを塗り、念のため上だけカッパを着て出発です。

…いや〜、何て言うんですか、新感覚ですね、この屋根つきバイクってのは。ヘルメットのシールドを上げているのに顔に風があたらない!。また、さすがに横殴りの雨では濡れないって訳にはいきませんが、濡れるのは両肩から両腕にかけてだけで、簡単な防水のコートを羽織るだけで十分防げる程度の濡れです。これなら、雨の日の外出がうっとおしくありません!、屋根つきバイクの良さってこれなんですね。とは言うものの、やはりスクリーンの幅が狭すぎます。エアロバイザーが欲しい。

で、何とか空気の抜ける前にバイク屋にたどりつき、リアタイヤ交換をお願いしました。まずはリフトアップし、石鹸水を使ってエア漏れを確認、確かに、リアホイールのバルブ近くの左側の縁からプクプクしています。予定通り交換作業に入っていただきました、が…問題が続出しました。※作業は全てバイク屋さんが行い、私は写真を撮ってただけです (^ ^;)。

(1) マフラー固定ネジが締まっていない!

下側のマフラーマウントボルトのネジ山が切れてしまっていたタイヤ交換のためにリアホイールを外すにはマフラーが邪魔です。で、マフラーを外すためにシートとラゲッジボックスを外してエキゾースト部分を無事外し、さてマフラーの固定ボルトを緩めようとしたら…、ボルトがボロッと抜けてしまいました。

どうやら、前のオーナーがマフラーの着脱の際に、強く締めすぎてネジ切ってしまったのでしょうね。ネジ山は奥の方が若干残っていたので、ここは少し長めのボルトに代えて、とりあえず済ませることにしました。

(2) リアホイールが外れない!

リアアクスルナットが硬く締められすぎていて外せない!マフラーを外し、リアホイールを外すために長いメガネレンチをリアアクスルナットにかけ、抑えつつレンチの反対側をハンマーでガン!ガン!。…外れません。

頑丈なレンチに交換し、更にパイプを継ぎ足して力点を遠くにし、二人がかりで押さえて、端をハンマーでガン!、ガン!ガンガン!……外れません。

バイク屋さんがエア式のインパクトレンチを準備して、ガンガンガンガンガン!……

…外れねぇよ全然!

どうやら、前のオーナーがリアアクスルナットを締める時、インパクトレンチか何かを使って、規定のトルクとか無視で力いっぱい締め付けたみたいです。バイク屋さん曰く「こりゃ、もうナットを割るしか無いね」。え〜、割るの?。「まあ、仕方が無い。今度リアブレーキシュー交換とかをする時はナットを取り寄せてから割りましょう。今日はこのままタイヤ交換をします」…このまま?

(3) リアホイールの内側周辺がキズだらけだ!

見事、ホイールが車体についたままタイヤを外してしまいましたバイク屋さんの素晴らしい技術に感心!です。ホイールを外さないまま、車用ジャッキを改造した手製のビード落とし機とタイヤレバーを使い、何とかタイヤを外してしまいました。バイク屋さん曰く、スクーターではホイールが外れないと言うのはさほど珍しいことではなく、マシンが使えないので作業は大変だが、時々やっているとのことです。

さて、新しいタイヤを装着する前にホイールを確認してみましょうか。どれどれ…。

ゲゲッ!

キズだらけだ!

ホイールの外周内側がキズだらけ!ホイールの内側外周部、タイヤのビードがはまる部分が、全周にわたってキズだらけなんです。事故とかでついたキズではなく、これは明らかに人為的なもの!。特にバルブ近くの、エア漏れを起こしていた場所のキズが一番深く、これが原因であることは間違いなさそうです。

察するに、リアホイールが外せなくなった前オーナーが、今回と同様に、タイヤを無理やり外そうとしたんでしょうね。で、ビード落としのための装備やタイヤレバーなどを使って慎重に外そうとしたのではなく、ドライバーみたいな先端の尖った工具で、ガリガリやったのでしょう。で、リアタイヤの製造年が 1999 年と古いことからして、結局は外せなくってそのまま処分され、その哀れなキャビーナ50は格安ジャンク品となってうちに流れてきた、と…。

これが格安ジャンク品の現実、安いものには訳がある、と。

これでは、新しいタイヤをつけてもエア漏れは解消しない可能性が大です。正しい対処法としては、リアアクスルナットを割ってホイールを外し、キズの入っていないホイールに交換することでしょう。そうなると、カネもかかるし時間もかかるし…ううむ。

(4) 最後の手段、パンク予防剤を注入!

新しいタイヤを組み付けてみましたが、やはり漏れました新しいタイヤの方がホイールと接する部分が広いので、とにかくこのまま組み付けて見ることにしました。ひょっとすると実用に耐えるかも知れません。ちなみに、用意したタイヤは IRC の 110/80-10 58J で製造年は 2005年1月の新品です。

外したときと同様に、鮮やかな手つきで新しいタイヤをはめ込み、高圧エアでビードをはめて…。見た目はうまく行ったみたいでしたが、石鹸水を垂らして確認しますと…やはり、最初の漏れ箇所からわずかながら泡がプクプクと!。ダメでした。

バイク屋さんはここで「最後の手段」と、大きなプラスチック製の樽を運んできました。新車に使用するアメリカ製のパンク予防剤で、1回の充填分が \2,500 もすると言う特別な品だそうです。粘性の高い液体には微細な繊維が入っていて、タイヤの内側から遠心力でキズなどに入り込み固めてしまうとか。原理はよくあるタイヤパンドーと同じなんでしょうが、効果は段違いとのこと。ただし、一度使うとホイールの内部がひどい状態になり後始末が大変だ、と言うのが「最後の手段」の理由だそうです。あと、もう入手できない貴重品で残りわずかだとか (^^;)。

「ここまでやったのだから、その \2,500、お願いします!」 さようなら野口英世さん…。

パンク予防剤注入で作業終了一旦タイヤの空気を抜いてバルブの虫ゴムを外し、ポンピングで樽の内圧を上げてバルブから液体を充填…わずか数秒で作業は終わりです。空気を入れなおし、外していたマフラーを装着、カバー類も取り付けて作業は終了。

パンク予防剤の効果が出てくるのは、この後十数キロ走って十分に遠心力をかけてからだそうで、それまではエアの漏れ方が大きいかも知れないとのこと。しばらくはエアポンプとエアゲージを積んで走らないといけないみたいです。ただ、予防剤を充填してからすぐに確認すると、殆どエア漏れが確認できなくなっていました。すでにある程度の効果が出ているのかも知れません。

外したマフラーを観察。結構サビている。穴が開くほどひどくは無いが…という訳で、予想外のトラブルで、30分もかからない作業のはずだったものが、90分近くの大仕事となってしまいました。費用はタイヤ交換が工賃込み \10,290、パンク予防剤が \2,625 いずれも税込みです。4万円の格安バイクがこの時点で5万3千円になった訳です、とほほ。

説明の順番が前後しましたが、タイヤ交換で外されたマフラーをじっくり観察してみました。外から見えていた排気口近くのサビは、ワイヤーブラシで落としてみたらたいしたことは無かったのですが、外からは見えなかったエンジン側のエキパイは、結構サビに覆われていました。穴が開くほどはひどくないようですが…。今回、バイク屋さんの作業を傍で見ていて、マフラーの外し方が意外に簡単だと言うことがわかりましたので、こんど時間を見つけて取り外し、サビを落として耐熱塗装をしてやろうと思っています。

4.ようやく試走です。(2005/3/24)

バイク屋さんを出てガレージに戻るまでちょっと遠回りしてみましたが、リアの空気圧は十分維持できているようです。数日のスパンでは減るのかも知れませんが、これでようやく安心して走れます。そうそう、試走と言えば、タイヤ交換のためにバイク屋まで走った時点でもう始まってたんですが、あの時はとにかく、エアが抜ける前にたどり着かなくては、と必死で、それどころではありませんでしたから…。

歪んでいるのはルーフじゃなくて、フロント部分全体みたいですガソリンとオイルを満タンに補給し、ついでにエンジン洗浄・水抜き剤も投入して、ちょっと試走してみました。例のフロントの曲がりが操舵に何か影響するかも知れませんし、落ち着いて車体各部の挙動や振動、音にも注意を払ってみました。…とか言ってますが、無理でした。この日の北九州市は雨や雪が降るばかりでなく風も強くて、ルーフつきで受風面積の大きなキャビーナ50は、走っているだけで風に煽られ車体がフラつきます。また、近所の道路は結構路面が荒れているので、走行中にガタガタいっても、それがフロントの曲がりのせいなのか、もともとなのか、何とも言えません。ただ、操舵が変だとか、カーブで挙動がおかしいといった感じはまったくしません。普通に走れます。

エンジンもなかなか快調です。時々息をつぐようなこともあり完全ではないのでしょうが、結構な坂道を巨漢の私を乗せて 30km/h でちゃんと登るし、加速力は抜群ではないですが必要なだけあります。トップスピードは 55km/h あたりで頭打ちのようですが、自宅と駅の間の短距離低速通勤用としては、申し分ありません。

走っていて気がついたのですが、ルーフが右に歪んでいるのはルーフが悪いのではなく、フロント側のルーフの取り付け部分全体が右に歪んでいて、ルーフはそれに引きずられているだけのようです。ワイパーも右側途中までしかいかず、定位置が左端にくっついてますが、それも、全体が右に歪んでいるからですね。ハンドルより前の部分は、一度全部バラして確認してみないといけないようです。

5.その他補修 (2005/3/24)

シートのほつれはとりあえずテープ貼りで対処試走の途中でホームセンターに寄り、マフラー修理用の耐熱ペイントやサビ落とし、ガンガムなどの他にいくつか小物を調達し、キャビーナ50にちょっと補修を行いました。

まずはシート後部のほつれです。このままでは雨が染みてクッション材が劣化してしまいます。とりあえず雨の浸入を防ぐためテープ貼りでごまかしました。シートの色に近い濃紺のガムテープを探したのですが見当たらず、使用したのは屋外用の強力多用途「DUCK POWER TAPE」とか言う銀色の粘着テープです。シート表面は粘着テープと相性の悪い素材のようですが、何とかくっついてます。銀色ですから思いっきり目立ちますが、あまり外観にこだわる方ではないし、とりあえずはこれで。

こちらもとりあえずテープ貼り次にフロントのアンダーカウル割れです。これも同じテープの重ね貼りでとりあえず対処しました。グレーと銀色は似たような色ですが反射が違うので目立ちます。でも、気にしない気にしない。

キズはほかの箇所にもあるのですが、機能的にも概観上もたいした問題がないので、とりあえず放置です。

ラゲッジボックスシートの代わりに滑り止めシートをラゲッジボックス内のクッション材であるシートは、引き取ったキャビーナにはついていませんでした。別にキズつくものを入れる訳ではないのでそのままでもいいとは思ったのですが、ホームセンターにあった「ピタッと止まるんですミニ」というネット状の滑り止めマットがあったので、それを切って敷いてみることにしました。なかなかいい感じです。

通勤のカバンはコンビニフックにブラ下げることにそう言えばこのシ−ト下のラゲッジボックス、広さは申し分ないんですが、深さはあんまり無いんですね。毎日の通勤に持参しているパソコン用のカバンが収まるまで最初は喜んだのですが、ヘルメットを収納できる最後部意外は深さがないので、カバンを入れるとシートが閉まりません。マジェスティ125 は広さはキャビーナより狭いのですが深さがあり、ちょうど逆ですね。

そんな訳で、カバンについてはマジェ125の時と同様に、コンビニフックにぶら下げることにしました。コンビニフックの位置が適切で、カバンがすっぽり足元に入ります。以前乗っていたリードと違って屋根がありますから、この位置ではほとんど雨に塗れずに済みます。足を置く位置が若干苦しくなりますが、ちゃんと車体の幅に収めることができますので、足も濡れずに済んでいます。…もっとも、乗車姿勢がちょっと厳しいので、やはりサイドバイザーは欲しいですね。

この他、動きが渋くなっていたセンタースタンドの可動部分に注油して、とりあえず今日はおしまいです。

残課題としては、将来的なリアホイールまるごと交換とマフラー錆びとめ再塗装、ルーフ歪みの原因追求の他に、固定部分が折れて脱落しているエアクリーナボックス(…エレメントも点検しなくちゃ)の交換もしくは補修、前オーナーが手塗りしたのか荒れてみっともない左クランクケースカバー表面の対策、こんなところですかね。そうそう、サイドバイザーエアロバイザーの製作もしくは調達も必要ですね。点火プラグも見なくちゃ…。


▲左クランクケースカバーがみっともない状態。何とかしなくては…

オンボロとは言え、夜間の駐車でイタズラされたくはありません。ネットオークションでジャイロキャノピー用のバイクカバーを発見、入手して、キャビーナにかけて駐車することにしました。この手のカバーは強風時にバイクごと倒れる危険性が高いのですが、うちでは壁際にベッタリ沿って駐車できるので、その点は大丈夫かな、と思います。


▲ジャイロキャノピー用のバイクカバーをかける。ちょっとデカいかな?

2005/3/25メモ

リアタイヤの空気圧は今日も維持できていました。とりあえずエア漏れについては解決と考えていいようです。それと、シートの小さなほつれの拡大防止にと、手芸用品の液体ナイロン「ピケ」を試してみました。効果があればいいのですが。エアロバイザーは何かソフトな材料で自作しようと思ってましたが、カバーをかけるとなると、ある程度耐久性のある構造が必要ですね。

ネットオークションでサービスマニュアルを入手しました(パーツリストも入札中)。結構な値段でしたが、キャビーナの内部構造と分解整備の方法が詳しく図解されていて、これは役に立ちそうです。で、マニュアルには記載されているのに実車についてないパーツが結構あります (--;)。ウィンドスクリーンモールが何か中途半端な長さだな、とか思ってたら、実はエンドキャップが無かったとか、ついてるマフラーの外観が説明書のとちょっと違うとか…。


フロントの歪みの原因がわかりました→

おことわり
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