Updated at 20th. Apr. 2001


COM-POBox をパームサイズCE機にイントールする

<初心者向け編>
※この記事は Palm-sizePC 日本語版を対象にしています。

1.パッケージを入手する。

(1) COM-POBox と KCTRL をインターネットから取得する。

伊藤さんのホームページの Download(WindowsCE/MIPS 用)のページから、COM-POBox の JP version PsPC 2.11 のパッケージ(CPOB010M.ZIP)をダウンロード。また、同じ所にある KCTRL の JP version のパッケージ(KC027MJP.ZIP)をダウンロード。

※英語版CE機の日本語化の場合は、英語版用パッケージを使用してください。

(2) COM-POBox 用辞書をインターネットから取得する。

中村さんのホームページのDataRoomから、POBox用辞書データ(pbdic101.lzh)をダウンロード。

2.作業用フォルダを作成する。

パソコンのエクスプローラーを開き、メインのハードディスク(C:)の直下に "pobox" と言うフォルダを作成する。
※名前は何でもいいのですが、面倒を避けるためここでは "pobox" を使う。また、後述の cd コマンドが楽に入力できるように、名前は8文字以内とし、ハードディスクの直下(ルート)に作成する。

ここに、先ほどダウンロードしたファイルを全てコピーする。
←※アイコンは使用する解凍ソフトにより異なります。

3.解凍する

解凍ソフトを使用して、入手したソフトを解凍する。
←※アイコンは使用する解凍ソフトにより異なります。
※エクスプローラーの[表示]→[フォルダオプション]→[表示]で、「全てのファイルを表示する」を選択しておく。これを行っていないと、dll ファイルのアイコンが表示されない。

4.辞書分割を行う

★フォルダのことを DOS 画面では「ディレクトリ」と表現します。

(1) MS-DOS プロンプトを開く(→プログラム→MS-DOSプロンプト)

(2) カレントディレクトリを C:¥pobox に移動する。
←キーボードから「cd c:¥pobox」と入力し Enter。

すると、こうなる。
※これを、カレンドディレクトリの移動と言う。

(3) 辞書 (word) 分割を実行。
←「dicconv word」と入力し Enter。

すると、数十秒後に、こうなる。時間がかかるが慌てない。

(4) 辞書 (phrase) 分割を実行。
←「dicconv phrase」と入力し Enter。

すると、数秒後に、こうなる。

(5) MS-DOS プロンプトはこれで用済みなので、閉じる。

(6) 分割結果をエクスプローラーで確認する。
←※アイコンは使用する解凍ソフトにより異なります。
Word00〜Word0F の16個、Phrase00〜0D の6個が出来ていることを確認する。

5.パームサイズPC機に送り込む

(1) WindowsCE サービス、または ActiveSync 3.0 日本語版を使用して、パソコンとPsPCを接続する。

(2) PsPCの \Windows フォルダに、パソコンの c:¥pobox 内の kctrl.dll をコピーする。

(3) PsPCに \Dic フォルダを作成し、その下に word と phrase フォルダを作成する。
← \Dic 以外を辞書フォルダに指定することもできるが、\Dic が初期値になっているので、ここではおとなしく従う。

(4) C:¥pobox 内の Word00Word0F の16個を、作成した Word フォルダへコピーする。

(5) C:¥pobox 内の Phrase00Phrase0D の6個を、作成した Phrase フォルダにコピーする。

(6) C:¥pobox 内の pobox.cab を、カシオペアの \Windows\スタートメニュー にコピーする。

※スタートメニューにコピーするのは、スタートボタンから cab ファイルを実行できるようにするため。エクスプローラーソフトが導入されている場合は、コピー先は自由に選べるが、パームサイズPCはエクスプローラーソフトが標準でついてこないため、この方法を用いる。

(7) PsPCとパソコンを切断する。

(8) PsPCで、 をタップすると、一覧の中に pobox があるので、それをタップする。すると、COM-POBox のインストールが実行される。

6.PsPCをソフトリセットする。

7.PsPCで設定確認。

(1) → 設定→入力機能を選択する。

(2) 現在の入力方法の選択肢に "POBox" が出ていればOK、選択する。

(3) 「オプション」をタップして、日本語入力用のキーボードレイアウトを、カナかローマ字の好きなほうにセットする。また、Predict Words と Learn words にはチェックを入れておく。

8.パソコン側で使用した C:¥pobox フォルダと、その内容については、不要なので削除するか、どこか好みの場所に保存しておく。

9.以上で終了…するはずです!。

10.データをカスタマイズする 2000/8/2追加

インストールに使用する中村さんの辞書は、中村さんが個人で使用している辞書であり、商業目的に語彙が研究され洗練された辞書ではありません。地名・人名・専門用語や横文字など、使用する人によって異なる特殊な語句が含まれていません。そこで、使用を開始する前に、少々カスタマイズしましょう。

(1) 辞書データ Wordxx の構造を知る。

分割直後の Wordxx ファイルを覗いて見てください。読みがなの頭1字ごとに、語句が分割されているのがわかります。

Word00 「あ」「ひ」「も」「を」 で始まる語句
Word01 「こ」 で始まる語句、「、」
Word02 「い」「つ」「や」 で始まる語句
Word03 「さ」「ふ」 で始まる語句
Word04 「う」「て」「ゆ」 で始まる語句
Word05 「し」 で始まる語句、左括弧
Word06 「う」「と」「へ」「よ」 で始まる語句、右括弧
Word07 「す」「ら」 で始まる語句
Word08 「お」「な」「り」 で始まる語句
Word09 「か」「せ」「に」「ほ」「る」 で始まる語句
Word0A 「ぬ」「れ」 で始まる語句
Word0B 「き」「そ」「ね」「ろ」 で始まる語句、横棒
Word0C 「の」「ま」 で始まる語句
Word0D 「く」「た」「は」「み」「わ」 で始まる語句
Word0E 「む」 で始まる語句
Word0F 「け」「ち」「め」 で始まる語句

辞書データの内容は単純で「(読み)半角スペース(語句)(改行)」です。最後に使用したものはファイルの先頭側に寄って行きます。

つまり、このルールに従って、自分の使用したい語句を追加すれば良いことになります。

(2) 追加したい語句の一覧を作成する。

都道府県名・市区町村名・頻繁に使う地名・代表的な姓・取引先名・社員名・家族や知人の氏名・仕事で使う専門用語・横文字、など、登録したいと思う語句の一覧を作成しましょう。

一覧表に対し、ソート処理などを行なっておくと、後の追加処理が楽になります。

(3) 分割辞書ファイルに語句を追加する

テキストエディタで辞書ファイルを開き、追加語句を先頭に書き足していきます。

※追加作業は PsPC 機上でも可能ですが、パソコン上てエディタを使って行ったほうが効率が上がると思います。また、分割後の辞書に対して追加を行うよりも、分割前の辞書に対して追加を行ない、それから分割を行なった方が、追加処理が楽になると思います。

(4) 追加修正した辞書で、PsPC の辞書を置き換えましょう。これでOKです。


※このページの記載事項は、COM-POBox のインストールを支援する目的で、今石が独自に作成したものです。このページの記載内容について、COM-POBox、KCTRL、POBox用辞書の作者に直接質問することはお止め下さい。このページの記載内容に頼る前に、必ず各自でドキュメントを確認して下さい。この記載内容についての質問を直接お受けすることはできませんので、WindowsCE Fan の掲示板 のソフト掲示板、もしくは WindowsCE 関連の話題を扱うサイトや掲示板、メーリングリスト等に対して、このページの URL を添付した上で、不明点を質問するようにして下さい。

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CE 機の画面のキャプチャには、伊藤栄一郎さんの CaptCE ver0.08 を使用させていただきました。

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Posted and Edited by 今石良寛 Yoshihiro Imaishi.
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