Posted at 7th.Jun.2000


ネチケット(ML編) - 「スレッドを切るな」って?

1.スレッド機能って何?

ある話題に誰かがコメントを書き、それに続けて誰かがコメントを書く、これがネットでの会話の代表的なスタイルです。メーリングリストでもこの方法で話を進めますが、メールシステムそのものは、そういう会話用に設計されたシステムではないので、会話の前後関係を追いかけることが困難です。
そこで、多くのメールソフトでは、コメントを書くときに「これはどのメッセージに対する返信なんだよ」と言うことを示すReference 情報を付加しておき、メールを受信した側が、この情報を元にメールの前後関係を解析して、一連の内容のものをツリー状にまとめて一覧表示する、このような機能を持っています。この、一連の内容がツリー状に表示されていることを「スレッド表示」と言い、自分のメールを一連の話題として続けることを「スレッドをつなげる」、別の一連の会話として独立させることを「スレッドを切る」と表現します。

Reference 情報の付加は、通常、メールソフトが自動的に行います。私たちが注意するのは、スレッドをつなげたい時は、つなげたいメールに対して「返信」機能を使って返信を作成することと、スレッドを切りたい時は「返信」機能を使わず「新規」のメール作成機能を使って作成すること、この2点だけです。

スレッド表示の方法は、メールソフトによって異なります。以下に例を示します。

Outlook Express で「会話別にまとめる」にした場合。
Thread Image oF Outlook Express

Becky!でスレッド表示をした場合
Thread Image of Becky!

2.スレッドに注意するってどういうこと?

上の Becky! の例を見てください。一番上の「Re:ぺるそな」から一連の話題が繋がっていますが、下から2番目にひょっこり、独立した「Re:ぺるそな」がありますよね?。これは、本来であれば上の一連の話題につなげるべきものが、メールの新規作成機能を使って返信されたことで reference 情報がつかず、メールソフトが「独立した話題」と判断したからなのです。
また、下から5番目を見てください。内容が「ぺるそな」から「拡張子…」に変わっていますが、ぺるそなの話題としてスレッドが繋がってしまいました。新しい内容なので独立したスレッドにすべきところ、返信機能を使って返信してしまったため、メールソフトが「一連の話題」だと判断したからなのです。※図の例は必ずしも適切ではありません。

スレッド表示は便利なものですが、どれとどれをつなぐかの判断が不適切だと、目的のメッセージを探すのがかえって困難になります。返信を作る場合には、

返信を書くときは「返信」機能を使って書く
話題が変わる場合(変える必要がある場合)には、返信機能を使わずに書く

と言うことに注意しましょう。

3.スレッド機能に対応しているメールソフトは?

Outlook Express、Becky! など、メジャーなメールソフトの殆どはこの機能を持っています。当方で現在確認している、Reference 機能をサポートしないメールソフトは以下の通りです。

Microsoft Outlook、

4.もっと詳しく

RFC#724 Proposed Official Standard for the Format of ARPA Network Messages
RFC#822 STANDARD FOR THE FORMAT OF ARPA INTERNET TEXT MESSAGES
RFC#1036 Standard for Interchange of USENET Messages (日本語)


CE 機の画面のキャプチャには、伊藤栄一郎さんの CaptCE ver0.03 を使用させていただきました。

ネチケットのメニューページへ

Posted and Edited by 今石良寛 Yoshihiro Imaishi.
mailto:imaishi@geocities.co.jp


★警告と周知:(1)このホームページに掲載されている記事を、ホームページ作者(今石)及び記事作成者の許可なく、転載・引用することを禁じます。(2)このホームページへリンクを貼る場合は、必ずトップページに対して行って下さい。リンクに際して事前の連絡と承諾は不必要ですが、リンクを張った際にはご一報下さい。ホームページ作者(今石)は、当ホームページへのリンクを拒否する権利を保留します。

★免責事項:(1)このホームページで使用されているGIF画像は、全てGEOCITIESが自動的に付加するものであり、ホームページ作者(今石)の責任範囲外です。これに伴う全ての権利的諸問題について、今石は一切の責任を負わないことを周知します。(2)掲載されている内容は全て、その記事が作成された時点の記事作成者の機器・ソフト環境等に依存したものです。記事内容に街頭しない機種・ソフト環境での動作保証するものではありません。(3)本ホームページに掲載された記事を利用することによる故障・トラブルその他について、ホームページ作者(今石)と記事の作成者は一切の責任を負いません

★その他:(1)MS, Microsoft, ActiveSync,Outlook, Pocket Outlook, Windows,WindowsCEは、米Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されている会社名・製品名は、各社の商標および登録商標です。(2)ちゃんとここまで読んでくれたあなたの几帳面さに、惜しみない拍手をお送りいたします。そのうち拍手の音声データも用意したいと思います(^^)。