Updated : 2002/11/15

AO-40用システムを水平・垂直追尾式に変更

アマチュア無線メニューへ戻る


1.ポーラーマウントを撤去して水平・垂直ローテータを設置 2002/11/15更新

ノーマルな水平・垂直追尾式に変更
▲とりあえずポーラーマウント式から水平・垂直追尾式に変更

2001年夏に、とあるOMから、中古品の水平ローテータ KR-400垂直ローテータ KR-500 を譲っていただきました。KR-400 は不動品でしたが、内部モータ軸のフリクションディスク (ブレーキ用) がブレーキ板に付着していたのが原因で、剥がすと問題なく動作しました。また KR-500 は動作はするものの、ベアリングがサビサビの状態でしたので、KR-500 用のベアリングをケンプロ工業から取り寄せて交換した上で、2台とも清掃・グリスアップして再度組み立て、いつでも設置できるような状態にしました。

で、シャックのある離れの屋上にルーフタワーを上げて設置する予定で、ネットオークションで 1.8m のルーフタワーも入手しておいたのですが、ズルズルと先延ばしにしているうちに機会を失い、ひと冬を越してしまいました。2002 年の春が来て夏が来て…いつの間にかもう秋。急激に気温が落ちた11月最初の連休の週末、このままではいかん、と、ポーラーマウントを装着していたベランダの三脚ベースを、水平・垂直追尾式に変更することにしました。

水平ブームはグラスポール、Dish は中央よりにセットとりあえず現存のアンテナの交換だけ考えましたので、装着している 80cm Dish とヘリカルフィード、435MHz の11エレクロス八木はそのまま、追尾機構だけをポーラーマウントから変更しました。ベランダに置いてあるアラキの三脚をベースに、ベースのトップにクランプ経由で KR-400 を固定、KR-400 から短いパイプを介して KR-500 を固定しています。

水平ローテータ KR-400 の上側マストクランプを加工して、仰角ローテータ KR-500 を直接固定することができれば、高さが若干節約できる…とは考えたのですが、とりあえずありあわせの材料でできる方法を取りました。おかげで、ベースのトップからやや下がる位置関係になっていたポーラーマウントに比べて、アンテナの一が 50cm 以上高くなり、トップヘビーな状態になってしまいました。

アラキの三脚は、コンクリートブロックの重みだけで支えていて、ベランダに固定テされている訳ではありませんから、大風対策が心配ですね。コンクリをもう1個ずつ積もうかな…。

取り付け部分の拡大右の写真は取り付け部分の拡大です。水平ローテータに取り付けてあるパイプは BS アンテナ支持用の 38mmφ 40cm 程度のアルミパイプで、すぐに KR-500 を装着しています。KR-500 から左右に伸びている黒いブームは宇部日東化学製の海苔養殖棚用のグラスポールで、1994年頃に3本購入して1本使い、残りを物干し竿として使っていたものに、再度登場してもらいました。

グラスブームと Dish のセンターポールを固定しているのはデベグラスのクロスマウント、Dish のクリアランスが十分に取れたので KR-500 のすぐ脇に装着しました。Dish のフィードからのケーブルは Dish のセンターポールの内部を通って裏に出てきますので、その出口付近にドレーク 2880 コンバータを取り付けました。

本来なら、このセンターポールを延長するとか、あるいは別の場所にクロスマウントを取り付けて、Dish の重さとバランスを取るためのカウンターウェイトを装着するパイプを伸ばすべきなのですが、まだ用意していません。手の届く位置にあることと、Dish そのものもあまり重たくないので、まあ KR-500 に対する過負荷にはならないだろう、と考えています。

アップリンク用アンテナの取り付けブームKR-500 の Dish と反対側に、アップリンク用の 435MHz 11エレクロス八木を装着しますが、前述の通り、ベランダに固定されているわけではない簡易ベースで、しかもトップヘビー気味のシステムですから、アンテナを取り外すのに手間がかかるような構造はとりたくありません。そこで、従来通り、イレクターパイプの継ぎ手を使った着脱式にすることにしました。

ただ、イレクターパイプ用の継ぎ手は細いイレクターパイプ用の大きさしかなく、約 38mm φのグラスブームに直接固定することはできません。そこで、45cm のイレクターパイプの両端に「継ぎ手」をつけたサブブームを作り、…と言いますか、別の目的で作ってあったものを流用して、それをクロスマウントで固定することにしました。当然、継ぎ手が2個ありますので、アップリンク用のアンテナを同時に2つ装着できることになります。

1.2GHz のループ八木も装着してみた435MHz の直下アンプからのケーブル長の関係で、435MHz 11 エレクロス八木はサブブームの下側の継ぎ手に装着することにしました。将来、スタック化を試みる場合には、上側の継ぎ手に装着すれば、着脱自由なスタックアンテナになるはずです。

で、とりあえず空いている上側の継ぎ手に 1.2GHz のループ八木を取り付けてみました (^ ^;)。相変わらず 1.2GHz はケーブルを配線していないので、ただのお飾りなんですが、なかなか格好良く見えますね。

みっともないなあ…で、写真でご覧になってわかるとおり、給電部のフィードにポリ袋が被せてあります。実は、ヘリカルフィードの背面に直結式のプリアンプを配置していて、その防水カバーとしてタッパを被せる構造にしていたのですが、2002年9月の台風でそのタッパが飛んでいってしまいまして…、とりあえずプリアンプを防水するためにポリ袋を被せたものが、そのままなんですね。

ポリ袋をしたままでも、そこそこ受信能力があるので、まあいいかな…とも思ったのですが、やはり、見てみて気持ちのいいものではありませんので、後日、パッチフィードに交換することにします。

出来上がったシステムで AO-40 の追尾を開始しました。アンテナそのものが変わったわけではなく、ポーラーマウントと大して変わらない能力しか出ませんが、起動計算ソフトの指示方向にアンテナを向けてからビーコンを探す、と言うことができるようになりました。今までは、まずだいたいの方角にアンテナを向けて、ビーコンを探し、見つかったビーコンが最大になるようにローテータを操作していましたので、最初に見つからないとなかなか苦労していたのですが、これだと最初に見つからないと言うことがまずありませんので、助かります。

 

 

 


by Yoshihiro Imaishi JF6BCC/KH2GR
jf6bcc@nospam.jarl.com <= "nospam." は取ってください

アマチュア無線メニューへ戻る